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ドル円予想| かつてない規模で積み上がった円ロングの解消で上昇か?その持続性は…|米雇用統計戦略、下落時に買いのチャンス 2025/5/2(金)志摩力男 FX/為替 #外為ドキッ

ドル円予想| かつてない規模で積み上がった円ロングの解消で上昇か?その持続性は…|米雇用統計戦略、下落時に買いのチャンス 2025/5/2(金)志摩力男 FX/為替 #外為ドキッ

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FXに長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケットを予想する番組「外為マーケットビュー」。
本日は元ファンドマネージャーの志摩力男氏がお届けします。

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円安の進行状況と背景

2025年5月2日金曜日時点で、円安が顕著に進行中
昨日は日銀の政策決定会合が前日に開催され、市場予想通り政策変更なしの結果
植田総裁の会見内容と展望レポートにおける成長見通しの引き下げ、インフレ見通しの引き下げが予想以上にハト派的であったことが円安を促進
市場は日銀の姿勢に対して敏感に反応し、円安方向へ圧力がかかっている

米国との交渉状況

赤澤経済再生相とベッセント財務長官を含む米国側との交渉が終了
具体的な進展があったとの話も一部あるものの、次回交渉は5月中旬以降に設定
今回の交渉では特に目に見える進展は確認されず
為替に関する協議が含まれるとの思惑もあったが実際にはなく、これも円安進行の一因となった
貿易に関する話と為替に関する話が並行して行われなかったことで市場の期待が裏切られた形

最近のドル円相場の動き分析

ここ1〜2週間は継続的に円高方向の動きが優勢だった
米国がジャクソンホール会議などで示唆したように大規模なドル安政策を望んでいるという見方が広がった
日本に対しては「円が安すぎる」という不満が米国側にあるのではないかとの観測
トランプ関税政策の発表により市場が大荒れとなり、基軸通貨としての米ドルの安定性に疑問が生じた
これらの要因が複合的に働き、ドル安が進行した

トランプ大統領とパウエルFRB議長の対立

トランプ大統領がパウエル議長を猛烈に批判し、解任の可能性を示唆する発言
この政治的緊張がドル安を加速させる要因となった
トランプ大統領がソーシャルメディアで為替操作や非関税障壁が貿易赤字の原因だと主張
これが「ダメ押し」となりドル円が140円を割り込む展開に

ベッセント財務長官の市場への影響力

混乱した状況を収めたのはベッセント財務長官の発言
ドル円140円台から141円への反発局面で「中国との関税状況は維持不可能」と発言
この発言により、いずれ中国との交渉で妥協が成立するだろうとの見方が広がる
当初は強硬派のピーター・ナバロ氏らが貿易交渉の前面に出ていたが、徐々にベッセント財務長官が市場対応を主導
重要な局面では必ずベッセント財務長官が発言して状況を落ち着かせようとする米国側の意向が明確になった
これによりドル円は反発へと転じた

テクニカル分析(詳細)

ドル円は一旦140円から144円へと4円上昇
144円は重要なレジスタンス(抵抗線)レベルとして機能
チャート上で144円付近で何度か頭を打つ形が確認されていた
142円は50%戻しのレベルで、ここでの反発が強かったことが底入れを示唆
144円を超えたことで全体的に底入れの形が完成
チャートパターンから見て、次のターゲットは4円上昇の148円と予測
148円27銭は2回の戻り高値を付けた重要な節目
日足のMACDも買いシグナルを明確に出している状況
一目均衡表では145円50銭付近に転換線があり、昨日の高値はほぼこの転換線で抵抗を受けたが、その後抜けてきている
148円は雲の入り口にも当たるため、ここまでは上昇する可能性が高い
場合によっては150円まで行く可能性もあるとのチャート読み

市場ポジションの偏り

かつてない規模で円ロングのポジションが積み上がっている状況(ドルショートが溜まっている)
このポジションが一旦反転すると、大規模な買い戻し(ショートカバー)が入る可能性
多くのアナリストが、このショートカバーでドル円は戻ると予想していた
しかし状況がそれを許さず、140円まで円高が進んだ経緯がある
売り手と買い手の攻防が売り方優勢から変化し、ポジションの巻き戻しが進む可能性

今後の見通し(中長期)

目先はリバウンドが続く見込みだが、持続性については疑問
今日(5月2日)の米雇用統計が重要な指標となる
米国経済は関税の影響で明確にスローダウンしてくる時期が予想される
その時点でドル円は再び下落トレンドに転じる可能性
年末に向けては130円程度までの下落が予想される
ただし現在はまだ5月であり、夏に向けて様々な展開が考えられる
日銀の政策決定会合の結果から日本経済の弱さも明らか
日本の金利は0.5%の利上げまでしか行かない見通し
ドル資産への不安からドル売りが進んだが、円資産も長期的に安心して買えるものかという疑問も存在

米雇用統計の見通しと短期予測

本日の米雇用統計結果が短期的な方向性に大きく影響
前日の米失業保険申請件数も悪い数字だった
米ISM製造業指数も悪化
関税の話があったため多くの企業で「採用凍結」が出ている可能性
新規雇用を一時中止するような動きも推察され、米雇用統計は悪い数字になる可能性
悪い数字が出れば一時的に下落する局面もありうる
しかし現状では円高になった場所は「押し目買い」のチャンスとなっている

ドル円の上昇要因と下落要因の総合分析

上昇要因:

ショートポジションの巻き戻し圧力
テクニカル面での底入れ形成
日本経済の弱さと金利上昇の限界
米国側の市場安定化への動き

下落要因:

米国経済の減速懸念
関税政策の悪影響
トランプ政権の保護主義的スタンス
米雇用統計など経済指標の悪化可能性

結論
円安が進行しているが、これは一時的なリバウンドの可能性が高いと見る。テクニカル分析では144円の抵抗線を突破したことで148円が次のターゲットと見られるが、米雇用統計の結果次第では一時的な調整があり得る。過去最高水準の円ロングポジションが巻き戻されることによる短期的な円安圧力は強いが、長期的には米国経済の減速により年末に向けて130円程度までドル円は下落する見込み。米国の政治状況や関税政策の影響、そして日銀の金融政策の限界も重要な要因となる。トランプ政権下では本格的な円安は難しく、短期的な上昇の後は再び円高トレンドに戻る可能性が高いものの、日本経済の弱さも考慮すると極端な円高にはならないと予想される。
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📅配信期間:公開日から2週間

「志摩力男 氏」
元ファンド・マネージャー 慶應義塾経済学部卒。1988年ー1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地の有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍。

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